不安の症状 — 体に先に出ることがあります
不安に気づくきっかけが、心配ではなく体だという人はとても多いです。胸の詰まり、落ち着かない胃、理由もなく速くなる鼓動。まず体の不調として受け取るのは自然なことです。実際に体の出来事だからです。
よく報告される体の症状
- 動悸、心臓が強く速く打つ
- 胸の締めつけ、息が浅くて吸いきれない感じ
- 胃腸の不調 — 吐き気、差し込み、急な便意
- あご・首・肩に入りっぱなしの力み
- 発汗、ふるえ、手足の冷え
- 眠りが浅い、目覚めた瞬間からもう気が張っている
- 休んでも取れない疲れ。一日じゅう体が構えていたためです
よく報告される心の症状
- 起こる可能性に関係なく走り続ける心配
- 会話を前もって、そして終わったあとも何度もやり直す
- 集中できず、同じ行を読み返す
- 何か悪いことが来る、という背景の感じ
- 避けてしまい、避けたことでさらに落ち込む
その場でできること
- 吐く息を吸う息より長く。4秒吸って6〜7秒吐くのを1〜2分
- 見えるものを五つ数える。輪の中から部屋へ注意が移ります
- 足の裏を床につけて押す。理屈で考えるより早く警報が下がります
- 名前をつける。「これは不安で、上がって、下がる」。名づけると下がります
- 具体的に何が怖いのかを書く。形のない不安のほうが重いです
受診の目安
体の症状が新しく出た、あるいは強いときは受診してください。とくに胸の痛みは、不安だと決めつけず必ず診てもらってください。また、心配のせいで仕事・睡眠・人間関係に支障が出ている状態が数週間続いているなら、専門家に相談する価値があります。不安は手を打つと楽になりやすく、早いほど楽です。
ひとりで抱えてきたことがあるなら、名前を出さずに書いてみるのもひとつの方法です。
つらさが続くときは、ひとりで抱えないでください。
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